お墓探しは決して難しく考える必要はありませんが、お墓についての知識はしっかりと持つ必要があります。
全く知識の無いままお墓探しをしてしまい、すぐに改葬をする人も中にはいるのです。 日本国が定めているお墓の定義や埋葬等に関する法律に「墓埋法」があります。
この墓埋法の中では、遺体や遺骨を埋葬する場所を「墓地として都道府県知事の許可を受けた区域」と限定されているのです。
墓埋法が定められていますが、これは遺骨を保管するための納骨堂に関しての規制もあります。
「他人の委託を受けて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県の許可を受けた施設」となっているので覚えておきましょう。
あまり知られていないことですが、日本が定める法律によって納骨堂とお墓というのは、しっかりと区別がされているのです。
またどこにでも埋葬をして良いということは無いので、まずはお墓の管理者などに相談をしてみると良いでしょう。
法律とお墓の関係を勉強しようブログ:01-12-2023
1週間前、僕は仕事帰りに足が止まりました。
どこからか猫の鳴き声が聞こえてくるのです。
声に引かれて振り向くと、
今歩いてきた道を一匹の猫が横切りました。
少し間隔を置いて、四匹の子猫が整然と並んで、
一生懸命に追いかけて行きました。
まるでカルガモの親子のように…
彼らは、雑草の茂った空き地に入りました。
遠くから見てみると、お母さんの周りでお子様たちがじゃれています。
なんともかわいい!
年甲斐もなく、
「ミャァ~」と声を出して呼んでしまいました。
でも、産後のせいか、お母さんはやせ細っています。
乳も出ないかもしれない。
「そうだ!何か食べ物を持ってきてやろう」
僕は走って家まで帰りました。
台所であちこちを探っていると、
奥さんに「何をしてるの」と聞かれました。
事情を話したら
奥さんに怒られてしまいました。
「餌なんかやったら、そこに居ついてしまうでしょ。
近所の家では、猫が嫌いな人もいるだろうし、
そういう無責任なかわいがり方をしちゃだめよ!」
そういえば、
僕の家の庭でも
猫がふんをして臭くて弱っています…
「でも、あのままじゃ死んじゃうよ~!!」
いい歳をして、お子様のようなことを言っている自分に驚きました。
でも、奥さんの言うことが正しい。
責任を持って飼うことができない以上、
中途半端な温情は禁物なのです。
そして翌7時。
奥さんが「一度だけなら」と、
煮干を差し出してくれました。
「わかった、一度だけ」
と答えて、悪天候の中を空き地へ走ります。
そこに彼らの姿はありませんでした。
何度も辺りを見渡したのですが…
悪天候が強くなってきました。
どこかで雨宿りしていることを祈り、
後ろ髪を引かれつつ家に戻りました。