公営のお墓は自治体による管理ブログ:10-4-2014
「夕方遅い時間にたくさん食べると太る」というのは、
減量を意識したことがある人なら
ほとんどが知っているはずですよね。
「遅くとも夕方9時までには夕食を終える」
「寝る前の3〜4時間は食べない」
という減量の鉄則には、きちんとした根拠があります。
まず、BMAL1がそのカギを握っています。
BMAL1はたんぱく質の一種で、
からだの中で脂肪を作って貯めこむための酵素を増やしたり、
脂肪を分解する酵素を減らすよう働きかけるのだそうです。
これは現在ほど食べるものが豊かではなかった時代に、
寝ている間にからだに脂肪を貯め、
昼間にエネルギーとして活用するための合理的なシステムです。
BMAL1は、午後10時ごろから午前2時ごろに最も多くなり、
そして午後3時ごろには最も少なくなるそうです。
ただし、これは大体の夕方12時ごろに寝る人の場合で、
体内時計によって時間のずれが出てきます。
また、
ミーたちのからだには自律神経とよばれる、
自分の意思とは無関係に、からだの機能を調整する神経があります。
自律神経は交感神経と副交感神経からなり、
昼間に交感神経が優位に、夕方は副交感神経が優位に働きます。
大部分の人は
昼間に仕事や学業などで活動し、夕方に睡眠をとりますよね。
副交感神経が優位になると消化器官の機能が活発化し、
エネルギーの吸収が高くなります。
そして栄養を取り込んで、からだの修復をおこなおうとします。
さらに休息をつかさどる働きをしますので、
使うエネルギーを節約した状態になります。
そういった状態でたくさんの食べる事をとれば、
カロリーオーバーになりやすくなるのです。